殺陣と武道修行から得た "気付き" を易しく解説します


by Masaki Sato

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カテゴリ:殺陣( 304 )

祭りの後

稽古を含め、約40日間にも及んだ祭り・・・

野口尋生プロデュース
"士魂Remember" が大好評のうちに幕を閉じた。

あれだけ高低差のあるセットで

あれだけハイスピード・ハイテンションの殺陣を
これでもかと詰め込んどいて

大きな怪我人が出なかったのは殆ど奇跡に等しい。

流石、実力者揃いの座組みだったと・・・
先ずは、そこに感慨を覚える。

(一応、殺陣師だからね / 笑)

自分の事について言えば

今回はJAC養成所を卒業してからの
"約30年の集大成" と位置付けて稽古に臨んだわけだけれど

正にそれに相応しい
素晴らしい体験をさせてもらえたし

何より38人もの素敵な共演者達と
家族のような関係を築く事が出来た。

これは、これまで一匹狼を貫いてきた俺にとっては
革命的な出来事ではあるのだけれど(笑)

それよりも何よりも

自分の紆余曲折の人生に
"一本の筋" を通してもらえた事・・・

これこそがこの祭りを通しての
最大の収穫だったと言っても過言ではないのだ。

それはどういうことかと言うと

典型的なB型気質の俺は

何か夢中になれるものを見つけると
寝食を忘れてそれに取り組む癖があって

逆に言うと
今までやって来た事を放り出すということでもあって

昔気質の人達には
到底受け入れてもらえない在り方ではあるけれど

しかし、こちらにも言い分はあって
例えば44歳の時に一念発起してCGの学校に通い

一年間働かずに(貯金を取り崩して)CGに没頭し
念願叶ってCGスタジオに入れてもらった経験があるけれど

じゃあ、お前らにそれができるのかよ?!
こういうチャレンジ精神持ってるのかよ?!!

っていう意地があって(笑)

でも
ここでそんなこと言い連ねる気なんか毛頭なくって

要するに、いろんなタイプの人生があるわけで
どれが一番かなんて誰にも言えないわけで

「それぞれの生き方を認めましょうよ」

というのが今の俺のスタンスなんだけれど

それでも、何か一筋に打ち込んで来た人達に対しては
心のどこかで後ろめたい気持ちがあって

それはどうしてかというと

やはり自分の人生を振り返ってみれば
モザイク的な印象は拭えなくって

その時その時に命を懸けて来たはずなのに

「これで良かったのか?」という思いが
どうしても頭の片隅に浮かんでしまう・・・

別の言い方をすると
「逃げて来ただけじゃないのか?」という思いが。

なので、野口から出演の依頼があった時は
自分に出来るか否か?という思いよりも

これをやりきれば

「"逃げなかったという記憶" が手に入るんじゃないのか?」
「自分の人生に一本筋が通るんじゃないのか?」

という思いの方が強く

もちろん
「面白そう!やってみてえ!!」という衝動も手伝って

二つ返事で出演のオファーを受けたものだった。


んで、実際に稽古〜本番を経ていくうちに

自分がモザイク的だなんて卑下してたことが
全くの勘違いだったと知れるわけで

なんでかって言うと

15〜16年前に、俺が必死こいて付けてた
キャラメルボックスの殺陣を夢中で見てたって若者達に

何人も出会えたからで

しかも彼等は

キャラメルの殺陣師だったという事に敬意を払ってくれ
稽古場でもとても居心地よくさせてもらえたし

(キャラメル様さまだね / 笑)

また、ちょうど同じ頃

"Web殺陣教室" なるサイトを運営して
初心者に正しい情報を発信すべく血眼になってた時期があって

(8年くらいやってたかなぁ?)

それを地方でご覧になってた方が
今では自分でも殺陣団体を主宰されてるその方が

未だに俺を先生と呼んでくださり
遠く富山から新宿まで観劇に来られるという・・・

なんかもう、感動させられる事ばかりで

で、そこでハタと気付かされたのは

「なんだ、自分でブツ切れだと思い込んでただけで
  ちゃんと繋がっているじゃん、俺の人生!!」

って事で

心配してたブランクも(殺陣に芝居に、特にダンス!)
観てくれた同期達によれば全然イケてたという事なので

(まあ、ひいき目もあったろうけど / 笑)

全ては結果オーライ・・・

「俺は元から、殺陣師でもあり、役者でもあるよん♡」

っていう変な自信を取り戻せたわけで(笑)

これこそが "自分が一番喜ぶ在り方" であり
"自分を一番活かせる在り方" でもあるんだよな〜

なんて得心がいったわけで

もちろん、これからもB型気質全開で

気になる事、面白いと思う事には
全力でチャレンジしていくつもりだけれど

殺陣師と役者・・・

これさえ外さなければ
もう迷う事なんてないんだな〜〜

などと、深い深い安心感に包まれる今日この頃
あなたはいかがお過ごしでしょうか(笑)

あ〜出て良かった!
チャレンジして良かった!!

楽しかったぁ〜〜 (*^ω^*)

みんなも、やるかどうか迷った時には
迷わず "やる方" を選んだ方が良いよ!!

チャレンジは苦しいけれど
収穫の方が多いに決まってるんだからさ!!


最後に、こんな素敵な祭りに誘ってくれて
ありがとね〜!野口〜〜!!

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by genshu-juku | 2017-07-25 17:35 | 殺陣 | Comments(1)

今回の芝居のテーマは_2

この前、今回の芝居のテーマは『対立と融和そして再生』だなんて書いたけれど、もっと簡潔に言い表わせる言葉はないものかしらん? と、つらつら考えていたところ、おお!あったよあった!!素晴らしいキーワードが・・・

それはね、愛だよ"愛" (笑)

この物語には沢山の愛の形が詰まっていて、それは、国への愛だったり、男女の愛は勿論のこと、家族の愛まで描かれていて、まあ、新撰組のお話ゆえ、必ずしも幸せな結末ばかりではないけれど、それぞれの登場人物が織りなす必死の愛の姿に、観る者の心は激しく揺さぶられることと思う。何故なら、中島みゆきの歌にもある通り、畏れも、憎しみも、祈りも、嘆きも、全ては愛を知るためのレッスンなのだから ♡

それぞれの愛の形・・・

この夏、
貴方はどの愛に涙しますか?



【舞台・士魂Remember】

2017/07/20 (木) ~ 2017/07/23 (日)
劇場 シアターサンモール

[ 佐藤専用チケット予約ページ ]
http://ticket.corich.jp/apply/81801/14/
by genshu-juku | 2017-07-14 09:53 | 殺陣 | Comments(0)

今回の芝居のテーマは・・

今回の芝居のテーマ、俺なりに感じるものがあって、それは『対立と融和』そして『(魂の)再生』ということで、人が己の信念を貫こうとする時は、善とか悪とか関係なく、必ず対立が生まれるものだけれど、そしてそれは、確かに破滅に向かう道もあるのだけれど、その争いの過程の中で "お互いを分かり合える" 瞬間も絶対にあるのではないかと信じるわけで、その結果、どちらかの肉体が滅んだとしても、その魂は、命の大きな循環の中で浄化され、再び生まれ変わるのだと感じて(観じて)いる。

この芝居は、正にその事を物語っていて、私ごとで恐縮だけれど、敵対する相手と闘いながら、相手の国を想う気持ちが痛いほど伝わってきて、共感が生まれ、殺し合いを演じているのに涙が止まらない、なんて・・そんな不思議な体験をしている(笑)

なので、「新選組はそんなに好きじゃないし、ギャ〜!とかグワ〜!とか熱苦しいお芝居もちょっと・・」と感じている方々にも十分楽しんでいただけると思うし、何より、観終わった後にとても清々しい気持ちになれて、明日からまた頑張ろう・・って、希望の灯火が貴方の胸に灯ることと確信します♡

暑い夏の一服の清涼剤に、このお芝居を観劇されてはいかがでしょう? 沢山の方々のご来場をお待ちしています (๑˃̵ᴗ˂̵)

劇場でお会いしましょう !!



【士魂Remember】

2017/07/20 (木) ~ 2017/07/23 (日)
劇場 シアターサンモール

[ 佐藤専用チケット予約ページ ]

by genshu-juku | 2017-07-08 21:18 | 殺陣 | Comments(0)

舞台に出演します!



2012年を境に
突如として意識が変わってしまい

世の中の暴力的なことに心底嫌気がさして
(国家間の争いから巷の犯罪なんかも含めて)

お芝居であるはずの殺陣やアクションさえ
見るのもやるのもキツくなり

全てをかなぐり捨てて
普通の生活ってやつに飛び込んだつもりなのに

舞い戻って来ちゃったよ、殺陣の世界に (;^_^A

だったら最初から逃げるなよ!って話だけど

この5年間で得たもの、体験したことは
それこそダイヤモンドのように価値があって

尚且つ硬い硬い "研ぎ石" でもあり

お陰で自分の心の癖も
随分と丸く研磨されてきているので

(それだけに地獄の苦しみだったけど / 笑)

まあ、結果オーライということで
大目に見てくださいな・・・m(_ _)m

というわけで 7月に
10何年かぶりで舞台に立ちます。





JAC時代の同期
野口尋生の誘いを受けての出演です。

まあね

どんなに自分が役者だと言い張っても
上がる舞台がなければ名ばかりなので

本当に有難いことです。


トレーラーをご覧いただければお判りのように

"新撰組" のお話ですので

興味をお持ちの方は
是非是非劇場まで足をお運びください。

よろしくお願いしま〜す (*^^*)

by genshu-juku | 2017-05-14 15:19 | 殺陣 | Comments(4)

俺にとって殺陣のリアルとは

先日、JAC同期の笠原と
"殺陣のリアル" について話す機会があった。

何しろ殺陣はお芝居であって

まさか真剣を持って
斬り合うなんてことはできないのだから(笑)

何をもってリアルとするかは
人それぞれであって

笠原は "圧倒的な肉体の存在感" だと言うし
伝統的な型や所作を拠り所とする人達もいるだろう。

成る程、笠原の演ずる殺陣を見るならば
その信条には納得させられるものがあるし

伝統の型や所作を演ずる人達からは
えも言われぬ美しさと迫力が感じられる。

一方、自分はといえば

侍が体得していたであろう身体の使い方・・・

"身体の在り方" とでもいうべきか
所謂 "極意" というものに少しでも迫りたいと

30年もの間、心血を注いできたわけであって

それは何々流の型とか外見で判るものではなく

例えば "刀は肚で振る" とよく言われるところの

"肚で振る" を体得しようと
馬鹿正直に精進し続けてきたわけで

そして
ようやくそれが体得(体感)できた暁には

成る程この身体(の感覚)を有すればこそ

「男子の鉄腸」の "鉄腸"
という言葉も自然と生まれてくるのだな・・・

などと
昔の人の事を正に身近に感じる事ができるわけで

そいでもって

この身体で竹光を振る・・・
殺陣を演ずればこそ

きっと見ている人達には
"何らかの感じ" として伝わるはずであって

それこそが
俺の求める "リアル" であると断言できるのだ!!


でもねえ、人前で演ずるものである以上
やっぱり見栄えって大切であって

例えば1年前の俺なんか
ガリガリで肋骨が浮き出てる程で

そんな見すぼらしいおっさんが舞台に立ってても
なんか痛々しいだけなんで(笑)

笠原とまではいかなくとも
ちょっとは外見を良くしようと思い

一年かけてようやく2キロの増量を果たしたし
(あと3キロは欲しいな〜)

後、あまりにも身体の方に傾倒し過ぎて

伝統の型や所作には
ほとんど無頓着だったものだから

いろんなところで恥ずかしい思いもしてきたし (^_^;)

でも、それらは謙虚に学べばいいだけの話なので

これから新人になったつもりで
積極的に学んで行こうとも思っている。

要するに
10人いれば10人のリアルがあるけれど

自分の芯は崩さずに

しかも他から学び続けられる人間が
一番の勝者ではないかと信じているのだ。

さてさて
この身体とどこまで行けるのか・・・

新たな一歩を踏み出しちゃうよ〜ん♡ ( ´ ▽ ` )ノ

by genshu-juku | 2017-02-12 22:21 | 殺陣 | Comments(0)

初めて自分を認めてあげられた気がする

今日も多摩美で殺陣稽古。

今日は昨日付けた手を
主演男優の三船力也さんに覚えてもらう日。

(力也さんは三船敏郎のお孫さん)

アクション女優の川淵かおりさんと勢いで付けた
何十手もの手を動画から起こして

先ず、俺が演じたパートを三船さんに覚えてもらい

次に川淵さんのパートを俺が覚えて
二人で組んで練習するという

えらく骨の折れる作業を半日繰り返す。

身体はそれほどでもないけど
頭がハンパなく疲れてしまった・・・

その甲斐あって

自分でいうのもなんだけど
カッコいい手が付けられたんではないかと思う。

俺はスケジュールの都合で
アクションパートの撮影には立ち会えないので

後はお二人とスタッフさん達にお任せして

スタイリッシュなアクションシーンに
仕上がるのを期待して待つとしよう。


それにしても素敵な出会いがあったものだ。

こんなにいい出会いがあるのも
自分が殺陣師であるからこそ、なんだよな。

今回のことで

殺陣師をやってきたことに
心から良かったと思えてる自分がいる・・・

今までは
心のどこかで「お客様」みたいな気持ちがあって

勿論、全身全霊で取り組んではきたけれど

本当に自分がやりたいこととは
ズレているような気がしてたんだ。

でもようやく判ったよ。

俺は殺陣師に向いているってね(笑)


さあ、明日からは普通に仕事だ。

最近ハマってる甘酒でも飲んで
今日も早く寝るとしますかっ!!
by genshu-juku | 2013-12-01 19:09 | 殺陣 | Comments(0)

今日は手付け

今日は多摩美で殺陣シーンの手付け(振り付け)

ヒロイン役の川淵かおりさんは
モーションアクターもこなすアクション女優さんで

(だから共通の知り合いが沢山 / 笑)

その方と二人で手を付けたんだけど

舞い系の殺陣を得意とされてる彼女とは
とても手が合ったので

何十手あったか忘れたけど

映画に必要なほとんどの手を
僅か一時間足らずで付け終えてしまった。

合わない人とはトコトン合わないものなので
こういうのはホント珍しいこと。

長くやってるとたまにはいいことあるよね (^^♪

さあ、後は明日
男優さんの方に俺の手を移してあげるだけだ。

しっかりと休んで
万全の体調で臨むとしますか!!
by genshu-juku | 2013-11-30 22:08 | 殺陣 | Comments(0)

久しぶりの殺陣指導

今日から約ひと月の間

週末は多摩美の学生さん達の
自主制作映画に掛かりっきりになってしまう模様。

正直、身体はしんどいけど
必要とされてるってことはとても幸せなことなので

精一杯やらせていただこうと思う。


というわけで、今日は顔合わせと初稽古。

俳優さんは学内の学生さんかと思いきや
ちゃんと外部からお招きしているということで

意外なところでご縁が広がりそうな予感・・・

なんだか知らないけど
やっぱり俺は殺陣から離れられないんだよなぁ(笑)

まあ、残りのひと月
倒れないよう頑張るとしますかっ(≧∇≦)/
by genshu-juku | 2013-11-23 19:34 | 殺陣 | Comments(0)

『無休電車』

今日から三連休。

製造業に勤めるだけあって
こんな風に丸々三日休めるなんて稀有なこと。

なので

「思いっきり楽しむぞ~~!!」ってんで
手始めに『劇団 鹿殺し』の芝居を観に青山円形劇場へ。

この劇団の新人・近藤茶はキャラメル俳優教室の出身で

実は、去年のろう者劇団の殺陣稽古で
半年間、俺のアシスタントをやってくれた奴なんだけど

そいつから

「先生の一番弟子のオッカーさんと
 自分が殺陣やるんすよ!当然観にきてくれますよね?!」

的な、脅迫めいたメールをもらったので
       (↑ 一部誇張あり)

人混みの渋谷を歩くのは本当に気が引けたけど
思いきって行って来たってわけ。

でも、行った甲斐があったな。

ハチャメチャに元気で
ちょっぴりしんみりさせて・・・

なるほど、だからこんなに人気があるのね

この劇団は。

特に劇中、派手なロックをバックに、歌い、踊り
チャンバラまでこなすスタイル・・・

某有名劇団の十八番だけど(笑)

こういうのを生で観るのって
恥ずかしながら初めてのことで

(宝塚は生で観た事あるけど)

いや、これがまた実に気持ちの良い体験だった。

正統派の演劇も良いけれど
こんな風に一見奇天烈に映る表現方法の中にも

きちんと気持ちやメッセージを籠められるんだなあって

妙に納得させられた次第。

っていうか

何が正統で何が邪道かなんて
俺達に決められるわけがないんだけどね。

「決められる」なんて思い込みは

単なる幻想で
思考が幼い者の思い上がりに過ぎないんだからさ。

閑話休題

岡田達也も楽しそうに歌って踊って殺陣やってたし
近藤のテナーサックス(?)生演奏も上手かったし

良い気分転換、
上々の連休滑り出しではあったな・・・

あ、ごめん近藤
お前が殺陣やってるとこ見逃しちゃった!

だって、その他大勢だったんだもん(てへぺろ)!!
by genshu-juku | 2013-10-12 20:44 | 殺陣 | Comments(0)

キャラメル俳優教室 2013

・・・行ってきやした、特別授業に。

久々に若い子達を相手にして
楽しかったなぁ~(*^o^*)

キャラメル俳優教室達の子達って
いつの期でも真面目で元気だからね。

こっちが元気をもらうようだよ(笑)

そゆわけで、懸案だった授業内容も

三時間でぴったり収まる形で
尚且つ、伝えたい事は余すところなく伝えられるという

理想的な組み合わせを見付けることができたし

それだけでなくって

これから俺が
若者達に伝えていくべき課題も明確になったし・・・

本当に、指導者冥利に尽きる一日だったよ。

具体的には

今までの鉄板でもある
『腰の構え』と『脱力のワーク』に加えて

太極拳の奥伝(口伝)を伝えてみたんだけど
んで、それを基本的な技に応用してみたんだけど

柔らかく、相手と親和するように仕掛ける技は

正しくその意味(親和性)において

『相手と自分の関係性をコントロールする』という

俳優には必須のスキルを養成するための
恰好の教材にはなってくれたようだ。

相手を制圧するという相対的な関係の中で技を掛けるのと

相手を癒やそう(究極的には愛そう)という
親和的な関係性で仕掛けるのとでは

その掛かり具合において大きな隔たりがあったということだ。

勿論、効果(威力)があったのは親和する方で

いきなり体現する奥義に
生徒諸君は驚きと喜びの歓声を上げていた。

(まあそれは、その前に二時間半掛けて
 しっかりと身体を拓いた結果でもあるんだけど)

こういう事を書くと

「それなら空手有段者の俺とそいつらを闘わせてみろよ!」

みたいな事を言う人が必ずいるけれど
それはお門違いというもの。

具体的な技をテキストに
彼等に本質を伝えたというだけであって

武技が実戦で使えるかどうかなど
この際関係のないことだから。

もし俺がダンサーだったとしたら
それをテキストにして本質を伝えただろうって

ただそれだけの話だから。

といっても、武技は判りやすくていいね!

上手くいけば相手は崩れるなり倒れたりしてくれるし
そうでなければ何も起こらない。

しかも身体的接触があるのがいい!
(ダンスにもあるだろうけど)

今、人と触れ合う機会がめっきり少なくなった現代において

豊かな(身体的)コミュニケーションを取り戻す
絶好のアイテムに成りうるだろうから。

というわけで

今後俺が
ワークショップ等を通じて若者に伝えていくべき事とは

『親和の重要性』これのみであって

引き出しは沢山持ってても
全てはここに向かわせるべきなんだよな。


それにしても
教わる彼等よりも教える俺の方が収穫があった・・・

そんな貴重な時間だったよ。

みんな、俺と共演してくれてありがとな~~!!!
by genshu-juku | 2013-10-05 18:48 | 殺陣 | Comments(0)