殺陣師の佐藤雅樹が殺陣と武道修行から得た "気付き" を易しく解説します


by Masaki Sato

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影響を受けた書籍

<身体論>













<スピリチュアル>





<自己啓発>



試行錯誤

今日は一日、雨に祟られっぱなしでした。

午前中は、新宿は須賀神社にて、日舞「おさらい会」のリハーサル。先生を始め大勢の姉弟子達を前に、長唄「松の緑」を披露させていただきました(緊張で扇子がぶるぶる震えたゼ)。その後は、リハーサルを早引けさせていただいて(すみません!)、玄舟塾の稽古に直行。土砂降りの中、駅から稽古場へと向かったのでした。

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そして写真は、玄舟塾の中級者。おや?と思われた方は鋭いですねえ。ええ、立ち方が普通とは違うんです。殺陣では通常「四股立ち」を取るものですが、この生徒は、空手で言うところの「内八字立ち」をしています。これはねえ、ほんと、苦肉の策といいますか、最近の若い人達は、おそらく椅子中心の生活のお陰で、反り腰(腰の入れ)の構えを取るのが本当に苦手らしく、そのお陰で、2年も3年も殺陣をやっているのになかなか上達出来ない者や、殺陣をやればやるほど腰を悪くする者が続出しているわけで、なんとかそういった者達にも上達と健康の喜びを与えられないものかと考えた末、ようやくこの立ち方に落ち着いた次第です。

「内八字立ち」で要求される腰の構えは、肛門を引き締めお臍に向かって突き上げるようにする構え「提肛(ていこう)」です。この構えを取ったときは、腰は反らさず、基本的には真っ直ぐになります(丸め気味にする流派もありますが)。この腰構えを取らせるのは、僕から見て明らかに反り腰が不向きな人間だけで、他の生徒達は今まで通りの「四股立ち」のままです。ということは、同じ空間で素振りをしているのに違う立ち方が混在しているわけで、入門したての生徒には混乱を与えているかも知れませんが、当の「内八字立ち」の連中は、それこそ水を得た魚のように、鋭い素振りを繰り出しています。

五年もやってきて、未だ基本の立ち方さえも定まっていませんが、僕自身はこれで良いと思っています。「常に生徒にとって最良の指導方法を求める」、このスタンスで、しかし「自由気ままにやりな」という無責任な態度ではなく、指導者として真摯に成長して行けたらと思っています。

今日のBGM「氷河戦士ガイスラッガー」
by genshu-juku | 2006-02-26 20:37 | Comments(0)