殺陣師の佐藤雅樹が殺陣と武道修行から得た "気付き" を易しく解説します


by Masaki Sato

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読、破っっっっっ!!!(ネタバレ)

やった・・

ついに、ついに『Harry Potter and the Deathly Hallows』
をやっつけてやったぜぃ(ハァ、ハァ)!!

今回は前作と比べてあんまり泣かなかったけど、最後の大団円、希望の光がほのかに差し込んでくる辺りで ドゥバッ って泣いた。

我ながら吃驚した(笑)。

もちろん、泣けるシーンも一杯あるんだけどね。
なんかこう、Harry の今までの苦労を思いだすとだね・・、
やっぱ「良かったなあ!お前ぇ!!」ってバシバシ肩叩いてやりたくなる様なこの最終章が一番良いよね(笑)。

そうそう、そういえば、7月31日のBBCラジオでDJが
HAPPY BIRTHDAY HARRY !!!」って叫んでたっけ・・

・・なんか、気持ち分かるぞ、DJ!!

この間も書いたけど、最後は本当に壮絶な闘いだった。
でもね、そこはやっぱ『HARRY POTTER』だよ。ちゃんと『愛』を語ってるし希望を描いてる。

俺は、人間っつうのは悪の部分を生まれ持って来てると思うんだ。
けど、だからといってニヒリズムには陥りたくはない。また、芸術こそは、それを克服して希望を描き出さなくっちゃいけないと思っている。

今更『どうです?人間なんて所詮こんな醜いものなんですよ』なんてフィクション見せられたって、現実の方がそれを遙かに凌駕するおぞましさなんだからさ(笑)。

それにしても、こんだけ長い話なのに設定の破綻が全く無い。
(まあ、多少 Harry に都合のいい部分があったとしてもだ)

作者の J.K Rowling 女史が全てのプロット(膨大なメモ)を書き上げてから一巻の執筆に掛かったのは有名な話だけど、全く頭の良い人だよなあ!!

あまりに長い話なので、後半に全ての謎が明かされた時も「あれ?そんな話あったけ?」なんて事になってしまう(ごめん、マニアじゃないんで/笑)。

仕方がないから、また一巻から読み始めるとするか!!
ま、楽しいからいいんだけどね(笑)。

I'm looking for a next book.


今日のBGM「ゆずれない願い」
by genshu-juku | 2007-09-15 22:29 | 趣味のこと | Comments(0)