殺陣師の佐藤雅樹が殺陣と武道修行から得た "気付き" を易しく解説します
by Masaki Sato
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垂直に伸びる背骨_13 骨盤のポジショニング_⑥
感覚養生法その三は・・・
いよいよ
立ったまま骨盤の回転を行う。
今回の姿勢の注意点は
ズバリ、両膝を僅かに曲げること。
その理由は
膝を伸ばしているのに比べて
骨盤周りや股関節に余裕があり
コントロールが し易いからだ。
もちろん西洋の身体文化では
膝を伸ばしたままで
腰を立ててる 場合が多いけれど
それには骨盤周りや股関節はもちろん
仙腸関節(骨盤の関節)や
膝の靭帯にいたるまでの柔軟性が必要 で
反る腰の文化に慣れた者にとっては
一段難易度が増したものとなってしまう。
なので、最初は膝を曲げた
いわゆる中腰の状態で十分感覚を掴み
徐々に膝を伸ばして
行えるようにしていくのが良いだろう。
(現代劇に登場する役者が
中腰でいるわけにはいかないものね)
後は、床や壁の支えがなくなって
途端に胸や腰の位置がぶれ始めると思うので
そこはしっかりと
床や壁の練習で掴んだ感覚を駆使して
胸と腰のポジションをキープしていただきたい。
但し、少しでも力めば
上体への回転が途切れてしまうので
できるだけ全身をリラックスさせて
『 任せる意識 』も忘れないで欲しい。
なんだかやることや意識することが
いきなり増えちゃったみたいで大変だけど
ここでしっかりと感覚を掴んでおけば
さっき言ったみたいに
膝を伸ばした上体でもラクラクできるようになるし
何時でも何処でも
軸のスッと伸びた
美しい姿勢をキープすることができる(※)
そこまでくれば
いよいよ
呼吸法を応用する段階だともいえるわけで
どうかそこまで頑張っていただきたいと思う。
もちろん
ゆっくり、柔らかく、丁寧に・・・
を忘れずにねん (*^^*)
・・・続く
(※)
『 立つ腰 』を体現できるようになったら
年がら年中その腰でいなきゃいけないかというと
実はそうでもなくって
そもそも『 鍛錬 』には違いないのだから
やり過ぎれば心も身体も疲弊し切ってしまうので
時間を決めて取り組むのが一番だと思う。
それで、もしこの腰が気に入ったのなら
少しずつ日常に取り入れていけばいいと思う。
例えば
デスクワークをしてる時
固まった身体をほぐす意味で
ちょっとやってみるとかね・・・
見た目の変化がほとんど無いので
(ちょっと姿勢が良くなる程度?)
何処でも出来るのが
この運動のいいところだよね。
(↑ もちろん、やり過ぎればバレる!)
大切なのは
気負わず、焦らず、気長にってことだね (≧∇≦)/
いよいよ
立ったまま骨盤の回転を行う。
今回の姿勢の注意点は
ズバリ、両膝を僅かに曲げること。
膝を伸ばしているのに比べて
骨盤周りや股関節に余裕があり
コントロールが し易いからだ。
もちろん西洋の身体文化では
膝を伸ばしたままで
腰を立ててる 場合が多いけれど
それには骨盤周りや股関節はもちろん
仙腸関節(骨盤の関節)や
膝の靭帯にいたるまでの柔軟性が必要 で
反る腰の文化に慣れた者にとっては
一段難易度が増したものとなってしまう。
なので、最初は膝を曲げた
いわゆる中腰の状態で十分感覚を掴み
徐々に膝を伸ばして
行えるようにしていくのが良いだろう。
(現代劇に登場する役者が
中腰でいるわけにはいかないものね)
後は、床や壁の支えがなくなって
途端に胸や腰の位置がぶれ始めると思うので
そこはしっかりと
床や壁の練習で掴んだ感覚を駆使して
胸と腰のポジションをキープしていただきたい。
上体への回転が途切れてしまうので
できるだけ全身をリラックスさせて
『 任せる意識 』も忘れないで欲しい。
なんだかやることや意識することが
いきなり増えちゃったみたいで大変だけど
ここでしっかりと感覚を掴んでおけば
さっき言ったみたいに
膝を伸ばした上体でもラクラクできるようになるし
何時でも何処でも
軸のスッと伸びた
美しい姿勢をキープすることができる(※)
そこまでくれば
いよいよ
呼吸法を応用する段階だともいえるわけで
どうかそこまで頑張っていただきたいと思う。
もちろん
ゆっくり、柔らかく、丁寧に・・・
を忘れずにねん (*^^*)
・・・続く
(※)
『 立つ腰 』を体現できるようになったら
年がら年中その腰でいなきゃいけないかというと
実はそうでもなくって
そもそも『 鍛錬 』には違いないのだから
やり過ぎれば心も身体も疲弊し切ってしまうので
時間を決めて取り組むのが一番だと思う。
それで、もしこの腰が気に入ったのなら
少しずつ日常に取り入れていけばいいと思う。
例えば
デスクワークをしてる時
固まった身体をほぐす意味で
ちょっとやってみるとかね・・・
見た目の変化がほとんど無いので
(ちょっと姿勢が良くなる程度?)
何処でも出来るのが
この運動のいいところだよね。
(↑ もちろん、やり過ぎればバレる!)
大切なのは
気負わず、焦らず、気長にってことだね (≧∇≦)/
by genshu-juku
| 2015-10-13 23:02
| 垂直に伸びる背骨(連載)
|
Comments(3)
Commented
by
KAWASHIMA
at 2017-05-17 16:17
x
とてもわかりやすく、すばらしい内容で、ただただ
「は~、すごいなぁ~」と言いながら読んでおりました。
こういったお話を載せてくださりありがとうございます。
大変、勉強になりました。
「は~、すごいなぁ~」と言いながら読んでおりました。
こういったお話を載せてくださりありがとうございます。
大変、勉強になりました。
0
Commented
by
genshu-juku at 2017-05-21 22:02
KAWASHIMAさん
こちらこそ丁寧に読んでいただき誠にありがとうございます!2年前にこの記事を書いた時は閲覧回数が全く伸びず、「やっぱ、誰もこんなことに興味を持っちゃくれないんだ・・」と落ち込んだものですが(笑)、きちんと読んで下さる方がいらっしゃるとわかり、本当に自信がつきました!!
自分の構想の中では、この後も "呼吸法" や "骨の使い方" 等々まだまだ書きたいことは山程ありますので、時間は掛かるとは思いますが追ってご紹介できればと思っております。
今後とも、のんびり、ゆるゆるとお付き合いくださいますように〜(*^^*)
こちらこそ丁寧に読んでいただき誠にありがとうございます!2年前にこの記事を書いた時は閲覧回数が全く伸びず、「やっぱ、誰もこんなことに興味を持っちゃくれないんだ・・」と落ち込んだものですが(笑)、きちんと読んで下さる方がいらっしゃるとわかり、本当に自信がつきました!!
自分の構想の中では、この後も "呼吸法" や "骨の使い方" 等々まだまだ書きたいことは山程ありますので、時間は掛かるとは思いますが追ってご紹介できればと思っております。
今後とも、のんびり、ゆるゆるとお付き合いくださいますように〜(*^^*)
Commented
at 2017-05-27 10:46
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。