殺陣と武道修行から得た "気付き" を易しく解説します


by Masaki Sato

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垂直に伸びる背骨_8

骨盤のポジショニング_①

いや~
前置きが長くなってすんません・・・

今回からようやく実践編に入りまする。


・・・というわけで

この運動『背骨の伸長』を
体現するために最も大切なことは

骨盤の正しいポジショニングを身に付けること。

骨盤のポジションには
大きく分けて三通りの在り方があるのだけれど

その中でも 『中立』 のポジション・・・
俺は 『立つ腰』 とも呼んでいるけれど

この在り方を
感覚として理解することが肝要だ。
f0074992_1427352.png
腰の構え・三態

『立つ腰』の具体的な解説をする前に

腰の三つの在り方について
それぞれざっと説明させてもらうと

先ず 『反る腰』

自然な背骨のカーブに則しているから
極々一般的に見られる腰の在り方で

特に日本の伝統的な武芸においては
基本の構えとされているもので

その他には

例えばレスリングの選手等にも
この構えをしている人達が多く

例外はもちろんあるだろうけれど
腰から強い力を発揮するのに適した構えともいえる。

次に 『丸まる腰』

姿勢の悪い現代の若者達に
多く見られる構えではあるけれど(失礼)

画像をご覧になって判る通り

この腰の構えを取ると背骨が自然と丸まり
それによって肩の肩甲骨が左右に大きく開くので

腕(リーチ)が長く使えるが故に

手技を主体とした武道や格闘技に
この腰の構えを取る人達が多い。

最後に 『立つ腰(中立)』

西洋の人達には
元々この腰の構えの人が多いようにも感じるけれど

(生活様式の違いなんだろうね)

ご覧の通り

軸が一番真っ直ぐになっているので
ダンスや体操等の回転や捻りの動作に向いているし

東洋の武道では

技が極まった瞬間に
この構えを取る流派が多く存在する。

(↑ 基本の構えということ)

ここで『背骨の伸長』に話を戻すなら
背骨が素直に真っ直ぐ伸びていくためには

軸が一番立っている
『立つ腰』が一番向いているのは一目瞭然だろう。

また逆腹式呼吸で
強烈な腹圧を骨盤底に向かってかける時も

『反る腰』や『丸まる腰』では
圧力のかかる部分が偏ってしまい

痔やその他の故障を引き起こす元になり易い。

もちろん

『反る腰』・『丸まる腰』を
採用している流派や種目では

その弊害を回避するための教えが
脈々と受け継がれているのだろうから

全てが危険というわけではないけれど

『立つ腰』が理想的に体現できた時には

腹圧をかけて
骨盤底筋肉を引き伸ばせば伸ばすほど

肛門や尿道等の筋肉が
勝手にキュッと引き締まってくれるので

いちいち
「あ、肛門を締めなきゃ!」

とか意識をしなくて済むのでとても助かる (*^_^*)

(もちろん、上達の課程では
意識的に締める努力が必要だけれど・・・)


余談だけど
スポーツや武道の現場で

一番大切な腰の構えを無視して

軸やスタンスなどの理論で
子供等を指導する人達を見かけるけれど

それによって
大本が改善されることは難しいので

(↑ 偶然あるかもしれないけど・・・)

指導者、被指導者共に
延々と悪戦苦闘を続けることになる。

先ずは
教える側も教わる側も

自分が取り組もうとする種目の
『理想の腰の構えは何か?』 ということを

共通認識として持つことが大切だろう・・・

自戒を籠めて ^^;


続く・・・
by genshu-juku | 2015-09-22 15:17 | 垂直に伸びる背骨(連載) | Comments(0)