殺陣師の佐藤雅樹が殺陣と武道修行から得た "気付き" を易しく解説します


by Masaki Sato

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『何をするか』よりも『どうあるか』_1

『何に成るか』・『何をするか』よりも
『どうあるか』が問題だ・・・


ちょっと前までの俺は
自分を認めたことなんか一度もなかった。

どんなに大きな舞台で殺陣指導を務めても
どんなに有名なゲームでモーキャプの演技をしようとも

「自分はまだまだこんなもんじゃない!」

という思いが常にあって
とても満足する気持ちにはなれなかったのだ。

時折、本当に稀に

会心の殺陣、会心の演技が
出来たと思える時があったとしても

それは即座に打ち消されなければならなかった。

何故なら、自分に満足した瞬間に
堕落が始まると信じて疑わなかったからだ。

求道的、と言えば聞こえは良いだろうが
周りにいる人間はたまったもんじゃなかったろうな。

自分に厳しい分他人にも厳しかったから(笑)
己の限界に挑戦してない奴等は駄目人間だと思っていた。

(ごめんちゃい)

カミさんに言わせると
いつもピリピリした空気をまとっていて

特に機嫌の悪い時なんか

部屋の花が枯れるんじゃないかってくらい
どす黒いオーラを放っていたらしい。

( ↑ 大袈裟だろう?/ 笑)

そして
常に頭の中にあったのは

「男として生まれたからには後世に残る仕事をしたい」

って思いと

「一角の人物になって皆から認められたい」

という乾きにも似た願望で・・・

だから、いつもいつも

「何をしたら、何に成ったら
 みんな俺を認めてくれるんだろう?」

「誉めてくれるんだろう?」

って、そればかりを考えていたんだ。


もちろん
当時はこんな自己分析なんかできなかったけどね。

何故なら、エゴによる自己欺瞞に
すっかり騙されちゃっていたから。

「世のため人のために生きる!!」

とかなんとかいうやつに、ね (^_^;)


・・・続く。
by genshu-juku | 2014-09-26 19:24 | スピリチュアル | Comments(0)