殺陣師の佐藤雅樹が殺陣と武道修行から得た "気付き" を易しく解説します


by Masaki Sato

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『~せねばならぬ』の呪縛_2

素直に欲しい物を欲しいと言い

行きたいところに行ってさえいれば
何の苦労も要らないというのに

わざわざそれらを拒み、遠ざけるばかりか

挙句の果てには

その遠回りから生じる苦しみを
『生きている実感』として美化さえしてしまう

このような俺の性癖も
考えようによっては良い面があったのかもしれない。

それは例えば『忍耐力』や
あきらめない『意志力』の養成 etc...

なので、若い頃に限って言えば

この『苦しみのための苦しみ』も
必要だったのかもしれないけれど・・・


だけど、冷静に考えるならば

やはりそれらは
『無駄な努力・苦労』には違いないのだ。

何故なら

やりたいことをやる時にだって
苦しみは必ず付きまとうはずであり

忍耐力や意志力は
当然ここでも養えるわけで

個々人に与えられた『時間と労力』というものは

本来、全てそこ(自分を前進させてくれる課題)に
傾注されるべきものだと思うから。

でなければ・・『苦しむための苦しみ』だけでは
あたら人生を浪費するだけになるではないか。

中には「それでも良い」という方もおられるだろう。

それはそれで
尊重されるべき考え方だとは思うが、俺は違う。

人生の半分以上を生き
残された時間を意識するようになった今

最後の最後まで前進し続けるためには
無駄な時間を過ごしてる暇などないと感じるからだ。

(ん?これも『自分縛り』の一種か?/ 笑)


ってなわけで、最近俺がよく言ってる

「人生を思いっきり楽しもうじゃん!!」って台詞の
本当の意味はこんなところにあるんだよ。

意訳するなら

わざわざ無駄な苦しみを求めないで
本当にやりたい事に全力を注ごう!!


そこから生じる苦しみは、もはや苦しみではなく
遊びにも似た楽しみに変わるのだから


ってところかなんし?(← 何弁?)


そーいうことで、ここで初めて

この春に俺が下した決断の意味が見えてくる。

自分の人生をこれからどうしよう?と考えた時に
いくつもの選択肢があったわけだけど

その中で一番自分がやりたいこと
一番心がワクワクすることを選んだんだ。

別の言い方をすると

俺は今までの自分を超えようとしてるんだ。

ウンコを我慢して歯を喰いしばっている
可哀相な子供の頃の自分を解き放ってやりたいんだ。

結果はどうなるか判んないけど

俺はこの選択を切っ掛けに
必ず新しい自分に出会えると確信しているので

何があったって後悔はないよ~ん (*^^)v


ま、ぼちぼちやっていくんで
みんなも適当に応援してやってくんなんしょ!!


・・・終わり
by genshu-juku | 2013-04-06 14:35 | その他 | Comments(0)