殺陣と武道修行から得た "気付き" を易しく解説します


by Masaki Sato

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影響を受けた書籍

<身体論>













<スピリチュアル>





<自己啓発>



内側から張る力_3

余談だが
太極拳の達人が四肢に勁を通した構えというものは

見る眼がない人からすると
まるで空手か何かのような硬い印象を受けるものだ。

しかし、その中身は
これまでも説明してきたように

腰腹の深層筋群が外側に向かって張る力を
背骨を経由して手足に伝えているわけで

指先や掌(たなごころ)が
バンバンに張っているにもかかわらず

上腕の外側の筋肉等が
フワフワのトロトロにゆるんでいるという

普通では考えられないような身体運用を行っているのだ。

(空手や少林拳の達人も同じような境地に達する)


その原理を体得した者同士であれば

(よく云われるように)

相手の構えを見ただけで
「む!お主やるな?!」と相成るわけだが

(己と照らし合わせて相手を見るため)

その逆に
いまだその原理に到達できていない者にかかると

「なんだオッサン、ガチガチやんけ・・・
         それでも太極拳かいな?」

なんてことになってしまう。

げにまっこと恐ろしきは
『人を見る眼』にもレベルの差が存在するということなのだ。

言葉をかえれば

人は自分の実力以上の人間を
正しく評価することができないということなのだ。

漫画なんかでよくある

血気盛んな主人公が
老齢の達人の実力を見誤って痛い目に遭うという・・・

あれは本当に示唆的な話だとは思う。


ところが現代は個性尊重の時代・・・
猫も杓子も『自分の意見』とやらを喚きちらす。

武道のド素人が達人の動きを見ては

「こんなんやらせだ!」だの「ヘタレ」だのと抜かす
寒々しい光景があちこちで散見されている・・・

昔だったら「素人は黙ってろ!!」って
一喝されて終わりだったんだけどね(笑)

まあ、この流れは止められないんだろうけれど

調子に乗って分かった風な口きいてると
陰で誰かに笑われているよって話だよね。

・・・おっといけねえ!

俺もそろそろ生意気な口を閉じないと・・・だな(笑)


無理やり話をまとめると

他人を正しく評価する眼が欲しかったなら
自分を、特に内側を磨く必要があるってこと。

内側っていうのは
もちろん身体と心の両方ってことは・・・

もうわかっているよね(笑)


・・・終わり
by genshu-juku | 2012-07-03 23:57 | 武道 | Comments(0)