殺陣師の佐藤雅樹が殺陣と武道修行から得た "気付き" を易しく解説します
by Masaki Sato
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お化けの世界 _まとめ
周辺視野が広いことが
求められるのは武道でも同じこと。
日本剣術の口伝に
『遠山の目付』
というものがある。
敵と対峙したときに
その姿を凝視するのではなく
遠くの山を見るような
リラックスした視線を送れというわけだ。
そうすることによって周辺視野が広がり
相手を全体で捉えることが出来るのだ。
よく
相手を凝視することが
集中だと勘違いしてる人がいるが
それでは、奇襲やフェイントに
容易に引っかかってしまう。
相手の後ろの景色を見るような気持ちで
ゆったりとした視線を送る
そうすることによって
相手の細かな動きが、
もっと言えば相手の心理状態までもが
(さらに言えば
目に見えない『何か』までもが?/ 笑)
手に取るように分かって来るものなのだ。
ちなみに、
このような包括的なものの見方は
『見る』と区別して『観る』と言われている。
現代社会における様々な問題は
近視眼的にしか『見る』ことができなくなった
我々のものの見方にも原因があるのではなかろうか?
みんなも
たまには遠くの山でも見るつもりで
(実際に見ても構わないけど/ 笑)
視線をゆったりとさせてみてはいかがだろう?
きっと
今まで見えなかったもの
感じられなかった心の動きが『観える』はずだから。
・・・終わり
求められるのは武道でも同じこと。
日本剣術の口伝に
『遠山の目付』
というものがある。
敵と対峙したときに
その姿を凝視するのではなく
遠くの山を見るような
リラックスした視線を送れというわけだ。
そうすることによって周辺視野が広がり
相手を全体で捉えることが出来るのだ。
よく
相手を凝視することが
集中だと勘違いしてる人がいるが
それでは、奇襲やフェイントに
容易に引っかかってしまう。
相手の後ろの景色を見るような気持ちで
ゆったりとした視線を送る
そうすることによって
相手の細かな動きが、
もっと言えば相手の心理状態までもが
(さらに言えば
目に見えない『何か』までもが?/ 笑)
手に取るように分かって来るものなのだ。
ちなみに、
このような包括的なものの見方は
『見る』と区別して『観る』と言われている。
現代社会における様々な問題は
近視眼的にしか『見る』ことができなくなった
我々のものの見方にも原因があるのではなかろうか?
みんなも
たまには遠くの山でも見るつもりで
(実際に見ても構わないけど/ 笑)
視線をゆったりとさせてみてはいかがだろう?
きっと
今まで見えなかったもの
感じられなかった心の動きが『観える』はずだから。
・・・終わり
by genshu-juku
| 2010-05-17 23:01
| 武道
|
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