殺陣師の佐藤雅樹が殺陣と武道修行から得た "気付き" を易しく解説します


by Masaki Sato

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速く動くためには _まとめ

はあ~~
なんか取りとめもない考察だったけど

ようやく本題に入れる。

そう、
俺が仕事を速くこなすためには
どうすればよいかって話だったよね。

今までの話を総括すれば

『速く手作業をこなせる呼吸』

を見つければ良いってことになる。

んで、それは
この考察を進めるうちに既に見つけてあるんだけど

結論から先に言うと

『息を限りなく細く長く吐いている状態』がそれだ。

他の言葉に置き換えるとしたら

『息を殺す』だろうか?

ん~、なんか今一しっくりこないんだけど・・・

『息を詰める』でもない気がするし・・・

『息をひそめる』かなあ・・・

『息を凝(こ)らす』ってのもあったね。

まあ、なんでもいいや(笑)。

とにかく、
自分自身が手慣れた作業に没頭している時
(↑ 仕事以外の)

ふと、殆ど息をしていないことに気が付く事がある。

いや、実際はしてるんだけど
普段とは比べ物にならない位 細く長い呼吸になっている。

よく言われる
『息をするのも忘れた』状態だ。

みんなも経験があると思うけど

これこそが
手先を正確に速く動かす秘訣だと俺は思うんだ。

身体論的に言えば

息を細く長く吐いている状態とは
常に『腹圧』がかかった状態だ。

ということは

姿勢の維持を
『腹圧=肚』に任せておけるということで

そうなると

肩から上の筋肉には余裕が生まれ
手先の動きに総動員させることができるのだ。

上手い例えが見つからないけれど

例えば

油を塗った鉄球の上に
凹面がぴったり合う半球(中は空洞)を乗せると

つるつると自由自在に動くのに似ている。

鉄球が『肚』で 半球が『肩から上』ということだ。


実際、この呼吸で仕事をすると
今までの1.5倍くらいの速さでこなすことが出来る。

もちろん、正確さは今まで通りで、だ。

こりゃいいこと見つけた!と思うが

多分、
精神と身体の潜在的な部分が駆り出されるのだろう

頭と身体が疲れてしょうがない(苦笑)。

でもね、太極拳でもそうだったけど

こういった苦痛を何度も乗り越えていかなければ
技は本物にならないんだよねえ・・・

っつうわけで

何とか答えは見つかったので
しばらくはこの伝でやってやろうと思う。

そのうち結果報告をするので楽しみにしていて欲しい。


あと、今回は

『いかに俺の仕事を速くこなすか』

がテーマだったんで書かなかったんだけど

身体を速く動かす具体的なコツをいくつか思い出したんで
それは近いうちに続編として紹介してみたいと思う。

そんだば

纏まりの悪い考察だったけど
お付き合いありがとさんでした!


・・・終わり
by genshu-juku | 2010-04-18 22:17 | 武道 | Comments(0)